エンディングノートの作成方法のポイント2024.10.17

＜エンディングノートとは＞

　エンディングノートとは、自分が亡くなった後のために、様々な情報を書き記しておい

　たノートです。自身の意思を家族に伝え、円滑な手続きをサポートするために役立ちま　

　す。

＜エンディングノート作成のポイント＞

1. 目的を明確にする

　　　　エンディングノートには様々な書き方がありますが、まずは作成目的を明確にす

　　　　ることが重要です。

• 自分史を残す
• 終活を整理する
• 家族へのメッセージを残す
• 医療・介護の希望を伝える
• 葬儀・お墓の希望を伝える
• 財産情報を整理する

　　　　目的に合わせて、必要な項目や書き方に違いが出てきます。

2.必要な項目を書き出す

　　　　エンディングノートには、以下の項目を書き出すと良いでしょう。

　・基本情報

　　①氏名、生年月日、住所、連絡先

　　②家族構成

　　③血液型、持病、アレルギー

　　④主治医の情報

　・医療・介護の希望

　　①終末期医療の希望

　　②延命治療の希望

　　③介護保険サービスの利用希望

　　④尊厳死・安楽死への考え

　・葬儀・お墓の希望

　　①葬儀の種類

　　②埋葬方法

　　③お墓の希望

　　④戒名・法名

　・財産情報

　　①預貯金

　　②不動産

　　③株式

　　④投資信託

　　⑤借金

　　⑥保険

　・その他

　　①趣味・嗜好

　　②友人・知人への連絡先

　　③ペットのこと

　　④大切な人へのメッセージ

3．書き方を工夫する

　　　　エンディングノートは、家族が読みやすく理解しやすいように書きましょう。

• 読みやすい字で書く
• 箇条書きや見出しを使う
• 専門用語は避ける
• 図や表を使う
• 写真を貼る
  

4．定期的に見直す

　　　　エンディングノートは、定期的に見直して内容を更新しましょう。

• ライフスタイルの変化
• 財産状況の変化
• 医療・介護の希望
  

5．家族に存在を伝える

　　　　エンディングノートを作成したら、家族に存在を伝え、保管場所を伝えておきま

　　　　しょう。

• エンディングノートの存在を伝える
• 保管場所を伝える
• パスワードを伝える

＜エンディングノート作成のメリット＞

• 家族への負担を軽減できる
• 自分の意思を尊重してもらえる
• 円滑な手続きをサポートできる
• 心残りをなくせる

＜エンディングノート作成の注意点＞

• 法的な効力はない
• 内容が古くならないように定期的に見直す
• 家族と共有する

＜まとめ＞

　エンディングノートは、自分自身と家族のために大切なツールです。上記のポイントを

　参考に、自分に合ったエンディングノートを作成しましょう。